top of page

初中国旅行②~地獄の涿州編~

ニーハオ😉

中国旅行記②、書いていきたいと思います。

先にこっち 「初中国旅行①~近現代分からん編~」 を読むといいかもしれません!

~3日目~

この日は完全自由行動でした! 私が一番楽しみにしてた日です♡

本当は私は石家荘の井陘(背水の陣の古戦場)に行きたかったのですが、「遠すぎる。死ぬぞ。やめろ。」と先生やガイドさんに引き留められたのでやめました💦

井陘、韓信公園とかあるらしいですよ(笑)

絶対面白いでしょ!もう自分が韓信公園と名付けられた土地に立ってるってだけで面白い

行きたかったなあ;;

流石に死にたくはなかったので、今回は涿州で我慢しました。

いや、今考えると大変賢明な判断だったと思います。井陘まで行ったら多分死んでた…。

それぐらい、涿州の目的地まで辿り着くのが大変でした…

このサイト見てくださってる方はご存知の方多いと思いますが、涿州は三国志の劉備の生まれ故郷として有名ですね。

近くに張飛の生まれ故郷もあり、蜀義兄弟ファンにはたまらない土地だと思います。

張飛の故郷行ってもよかったのですが、私は劉禅ファンなので、劉禅の像があるという三義宮へ向かうことにしました!

三義宮は唐代に建てられた建物で、劉備以下蜀の名だたる面々を祭っている場所です。

まずホテルを7時前に出て、タクシーで北京西駅(北京西站 bei,jing,xi,zhan)へ。

さ、ここから高速鉄道に乗って涿州(zhuo,zhou)へ向かいます!!

う~~ん

切符売り場が分からない。

どこで買うんだろう。わからないからとりあえず駅の人に聞いてみる。

私「 ( 涿州って書いてある紙を指さしながら ) ジェイガ!ジェイガ!」

ジェイガって、这个(zhei,ge)で、「これ」って意味です

…全然切符売り場の場所聞けてなくない?? ← 正解です

駅員さんもかなり困っ…困ってたというかめっちゃ呆れられたような…??

20分くらいずっと意思疎通できず、身振り手振りで何とかチケット売り場の場所を突き止める。。

あっ!中国人は漢字使ってるから筆談で何とかなるってアレ嘘ですよ!!

書いてもらっても全然わかんなかったもん!!向こうの人めっちゃ走り書きだし!

もっとチャイ語勉強しとけばよかった…… ってこの時めちゃくちゃ思いました;;

ていうか最近の中国人はインターネットで高鉄のチケット取るみたいですね~

でも当日チケットはちゃんと取れました!

切符売り場(售票处)で、ジェイガ戦法(ジェイガって言って頷いとけば何とかなるという信念に基づいた戦法)を駆使して入手💕

ここでパスポート必要ですよ👍

高鉄の仕組みが良く分からないままなんとなくで待合室に行ってたら…

乗れた~~っ!!  普通に奇跡

そして高速鉄道が指定席だということを知らず、

席を間違えて

おっさんになんか言われました😉

指定の席はチケットの右側に書いてあった!

机の上に乗ってる灰皿みたいなのは、どうやらゴミ箱みたいです。

高鉄は日本でいう新幹線みたいな感じなのかな?車内販売もバンバンやってます。

何か飲み食いしながら乗ってる人が多かったかなあ。

私は14号車の008席だったので、そこに座りなおして大体50分ほど列車に揺られ涿州に到着。

正直もうこの辺りで達成感ヤバかったから帰りたかった。

列車から降りたら、とりあえず帰りの切符を先に買ってしまいました💦

帰れなくなったら怖いからね! ちなみに片道12.5元です。

切符を買って、さあ三義宮へ。

ガイドブックによると、7番か13番のバスに乗れば三義宮につけるらしい。

駅の前にたむろして「你去哪!?(どこ行くん!?)」って執拗に聞いてくる怪しげな四輪車集団を無視して、たまたまその辺に停まってた7番バスに乗ってみる。

私「三义宫(san,yi,gong)」

乗組員「 ^^b 」

よかった!乗組員が優しいお姉さんだった!

しばらくするとバスが発進。

ちなみに時刻表どころかバス停すら無いので、一体何時に動いてどこで停まるのかが全く分かりません。

怖すぎ。

バスからの眺めは最高でした!

別段綺麗ってわけじゃないんですが、皆が北京にいるのに私だけ保定市にいるという特別感に酔ってた(アホ)

三国志なんて人気だから、涿州も観光客多いと思うんですけど、中々来ないみたいです。地元の人しかいなかった~。

もう少し交通整えればいいのに^^;

30分ほどで、三義宮のバス停(?)に着きました^▽^

絶対に降り損ねたくないから、お姉さんに三回くらい確認して降ろしてもらいました(笑)

バス停で降りて、横断歩道が無い道路を死を覚悟して突っ走ってちょっと行くと、三兄弟の像が出迎えてくれます。

玄徳とかいう店も出迎えてくれます。

鳥と工芸品を売ってるみたいです(笑) どんな店だよ!(笑)

この像を右に見ながらどんどん進んでいくと、「楼桑廟村」と赤い字で書いてある石碑があるので、そこを左に折れてず~~っと進みます!

ガイドには800mって書いてありましたけど、道中の壁に三国志関連の絵が描いてあったりして、楽しんで歩けますよ~

私のお気に入りの一枚。

なんで孔明先生こんなにアス比おかしくなっちゃったのwwww

他にも曹沖の像エピソードの絵とかあって、かわいかったですよ^-^*

こんなので楽しみながら歩いていくと、左手に三義宮の入り口が見えます。

入場料は20元でした。

門から入って三義殿へ向かおうとする間に、妙な売店がありまして、上手く断らないとそこで線香を買わされます。20元だったかなあ…

中国語がしゃべれない私が断れるわけないんですよね。買いました。

三義殿内部

光り輝く劉備

その横を関羽や張飛、趙雲や孔明が固めております。

これは確か費禕だったかな~

顔がまさに費禕って感じだしね(笑)

一応各人物の足元にパネルが立ってるんですけど、暗すぎて全く名前が見えないんですよね…。

懐中電灯持ってくと良いと思います👍

三義殿の中にいるおじいさんに話しかけられ、線香の作法を教わる。

私がうまく点けられないでいたらおじいさんが火をつけてくれたので、それは任せておいて、劉備の前においてある座布団に正座して三回頭を下げました。

おじいさん「日本人?」

私「(ついに来た!!)我是日本人!」 ※文章として自信を持って喋れるのがこれだけだから興奮している

おじいさん「 ^^b  ( おみくじを引け的なそぶり )」

私「え~引かしてくれるんだ…。どれどれ…。」

あっ…………

ボ ラ れ る (確信)

200元ボラれました

まあ三義宮でボラれるならいいか///

最後に少三義殿にいらっしゃる阿斗ちゃんと自撮りしてきました♡

可愛かった…阿斗ちゃん…

三義宮に行ったら是非推し蜀将を探して自撮りしてください(笑)

あと三義宮は、ご丁寧にも展示パネルの日本語バージョンを用意してくれているのですが、これが中々ヤバい。

このサイズで読めますかね?めっちゃ訳間違ってるんですよ!ていうか正しい箇所が無い。

特にこの、関羽が「富の認識グローバル中国の神」って言われてるの酷すぎて笑うwww私の一番お気に入りな誤訳ですwww

さて!三義宮を満喫したところで、そろそろ時間も気になってきたのでどこかでご飯を食べて帰ることにしました。

バスで何とか涿州駅まで戻って駅近くのご飯屋さんに入り、意思疎通に苦戦しながらもおすすめ料理を出してもらうことに成功しました!

それが…

これなんですけど…

これ、何?

手前のはおかゆです!美味しかったですよ…。

奥のやつ何…

魚なんですけど、甘辛く味付けしてあって、とにかく骨が多い ていうか骨しかない

名付けるなら「骨祭り」

骨祭りの周りの囲いも微妙に甘くて、でも骨祭りの汁を吸いこんで辛い…

しかもこの店、水分を出してくれない 意思疎通ができないから飲み物を頼めない……ああ……

猟奇的な食べ物でした…もう写真も見たくない…;;

大部分を残して店を出たのですが、もうそこからずっと調子が悪くて、熱中症的な症状もあいまって…

こんな時に限って高鉄の切符は「无席(立ち席)」

死ぬのでは…??

半分死んだ顔で鉄道乗ってたら、親切な中国人がなんと席を譲ってくれました>//<

お礼に龍角散ブルーベリー味あげました(笑)

中国の高速鉄道が一概にそうなのか分かりませんが、私が帰りに乗った鉄道、最後の方に凄まじいインターバルがあって中国の伝統音楽みたいなものを延々と聞かされつつ時速1mmレベルでちょこちょこ動くから殺意が🙏

親切な中国人のお陰で何とか北京西駅まで耐え、トイレで骨祭りを吐きました><;;;

吐いたのなんて中学校以来かもしれない… 強烈杉!!

よれよれでタクシーに乗ってホテルに戻り、少し寝てたら同室の子がパン買って帰ってきて、それを食べてまた吐きましたwwwバカなのかな??

も~~!3日目は過酷すぎた!!

でも生きてたからよし!頑張りました;;

次の日はホテルで寝てようかと思ったけど、万里の長城は行くしかないでしょ…

根気で観光したのでそれはまた後日投稿します💕

特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
bottom of page